【スイム】
リタイヤゼロ!なんと25年の歴史の中でスイムでのリタイヤ数が初めてゼロを記録したのは今年が初めてでした。
昨年などは波高2mの中、13人ものリタイア選手があったのですが、今年は海の状態も良かったのも幸いしてスタートした全員がスイムフィニッシュしました。
最後の選手が上陸したとき海上では、ライフセーバーやカヌー、警備船から大きな拍手が起ったことは選手の皆さんは当然知らないでしょうが、一人の脱落者もなく無事に上陸させることが出来たことはスタッフの誇りなのです。
スイム折り返しのところの消波ブロックが人口リーフとなりました。来年は折り返しから再び入水する場所の風景が少し変わると思います。
【バイク】
例年数件の重症事故が起きていましたが、今年は何件かの転倒などによる怪我の報告はあったものの大きなトラブルは見られませんでした。
また毎年先頭集団を中心に大きな集団が形成されてドラフティング状態があちこちで見られましたが、今年は選手のマナーも比較的よくまた、バイクマーシャルのレースコントロールが十分に出来た関係で、集団走行は大幅に改善されたとおもいます。
ただ、依然としてコースへのゴミの投棄などがみられたことは非常に残念でした。耳にタコができるほど聞かされていることと思いますが、アスリートとしてだけでなく人間として最低のマナーですから投棄ゼロになるまで訴えて行きたいと考えています。
【ラン】午後から気温も上昇して何人かの脱水による救急車搬送がありましたが、ランパートも大きなトラブルはなかったと思います。
ただ残念だったのは、ランコースでの食糧の不足が報告されていました。皆生大会のHPでも何人かの選手より指摘がありました。来年の大会に向けて再考していきたいと考えています。
またランニングコースについては、以前から指摘があるように交通規制を行っていないため陸橋あり、信号待ちありと「皆生ローカルルール」があることに対して大会関係者として今後の課題として選手にとってよりよいコース設定を検討していかなければならないと考えています。
【競技全般】
天候にも大きな影響を受けず大きなトラブルもなく大会そのものは大成功に終わったと思います。
毎年、バイクパートでは落車や一般車両などとの接触事故が起きて負傷する選手がいましたが今年は救急車が出場する回数も非常に少なかった。
また、選手の応援車両がコース上に入ってトラブルを起こすこともなく選手、応援者のマナーの向上が見られたことは来年以降の大会にも継続してほしいものです。