地元の海の安全を守るライフセーバーたち
地元の海の安全を守るライフセーバーたち

地元の海の安全を守るライフセーバーたち

今年の皆生大会も地元・皆生ライフセービングクラブをはじめ鳥取県東部から岩美ライフセービングクラブのメンバー15名がスイム競技の監視救助活動に当たってくれました。
レスキューボード8台、PWC(水上バイク)3艇、IRB(ゴムボート)1艇と陸上からの監視と救助のエキスパートがガードしてくれたのです。

実はこのメンバーの殆どが自身もトライアスリートなのです。地元の人たちに皆生大会で、お世話になっていることに対して、何かの恩返しをしようということから始まったライフセービング活動は、いまでは皆生海岸の安全を守る重要な役割を果たしているのです。
大会では、出場しないメンバーはライフセーバーとしてトライアスリートの安全を守っていたのです。
ちなみに右上の写真に写っているライフセーバー、誰かわかりますか?
今年の大会で審判長を務めた種田審判長も実は、このクラブで活動するライフセーバーなのです。

彼らは毎年、1~2月の間ライフセービング活動の本場・オーストラリアのゴールドコースト市(G.C)に行って研修を続けています。
現在はG.C市のサーファーズーパラダイス・サーフ・ライフセービングクラブと姉妹縁組をして交流を重ねていますから本格的な活動です。
子ども達へも水辺の安全教育の一環としてライフセービング活動を行っています。救助活動や環境保全活動など色々な活動を行っています。
来年3月には地元の子ども達をオーストラリアへ連れて行って現地の子ども達と交流事業も計画されています。
地元への社会貢献といっても、単なる夏期のボランティアで終わっていないのが、皆生ライフセービングクラブのすごいところですね。

これから冬にかけて日本海は3mを軽く越す波が立つようになります。
彼らにとって今からが一番トレーニングに適した季節となります。
毎週日曜日の午前中、皆生大会のスタート地点である日野川河口当たりでトレーニングをしていますからヒマがあれば覗いてみるのも楽しいかもしれませんね。