1月24日鳥取県日野郡江府町のJR伯備線で起きた事故で3名の方がなくなられました。この痛ましい事故の被害者の中に、地元のトライアスリートが巻き込まれてしまいました。
皆生大会を連続10回出場していた田子賢治さん(49歳)です。
ご存じの方も多いと思いますが、彼の奥様は皆生大会になくてはならないゴールアナウンサーの”Voice of Kaike”中岡みずえ(田子瑞恵)さんです。
口数の少ない家族思いの優しい人でした。
健康管理のためにはじめたマラソン。ゴールアナウンサーの奥様の影響もあって始まったトライアスロン。
よく市内を走っている姿を見かけました。本当にトライアスロンが好きでコツコツと努力をしていた姿が脳裏から離れません。
恥ずかしがり屋さんで奥さんと一緒のゴールはしていなかったのですが、大会関係者が10回連続のゴールを記念するために無理矢理手をつないでゴールさせた姿が彼の最後の皆生大会の勇姿となってしまいました。
27日に執り行われた告別式には、500名を超す人々が参列し、あまりに早すぎた最期を惜しみました。
トライアスロンを心から愛した仲間がいたことをずっと忘れないことが、彼への弔いになると思い皆さまにご報告致しました。
心からご冥福をお祈り致します。
なお、ご家族への弔意は、こちらでも承ります。
→ member@kaike-triathlon.com
事故についての報道(日本海新聞)→
http://www.nnn.co.jp/news/060126/20060126004.html