激しい運動で大量のエネルギーを消費すると、不完全燃焼した栄養が燃えかすとなって体内に残ってしまいます。
この燃えかすが「乳酸」です。お酢に含まれるクエン酸には、この疲労物質である乳酸を分解する働きがあります。
クエン酸は、乳酸を化学反応によって水と炭酸ガスに分解するだけでなく、新たなエネルギーを生み出して疲労感を取り除く働きを持っています。酢の主成分である酢酸は体内でクエン酸に変化するので、お酢だけでも十分に疲労を吹き飛ばすことが出来ます。
食事をとるならお酢+糖質、お酢+豚肉の組み合わせがベスト脳を動かすためのエネルギーになるのは、唯一糖質です。デスクワークしかしない人が、空腹感を強く感じたりするのは、脳を使うことにより大量の糖質を消費するため低血糖状態になって脳が糖質を要求する信号を出すためです。
しかし要求に任せて一時期に大量の糖質をとることで一時的に血糖値を上げたりまた、逆にインシュリンショックにより低血糖状態になることもあります。
このような場合には、糖質の吸収をコントロールするお酢は、素晴らしい調整役となります。
さらに「疲労回復ビタミン」と呼ばれるビタミンB1を含む豚肉をプラスすれば完璧です。
「ご飯、酢の物、豚の生姜焼き」これが疲労回復へのベストメニューです!