皆生通信でも何度かご紹介しました「新春恒例・寒中水泳大会」。
今年も1月に総勢130名を超す多くの参加者が冬の海に入って新年誓いを立てました。
当日は、気温4.5度、水温7度の厳しい気象条件でしたが、これも一年に一度のイベント。我慢すればそしてみんなでやれば気合も入るというもの。その後には即席露天風呂で暖をとると最高の気分となります。
しかしこれを毎日やれと言われたら「絶対イヤー!!」ですよね。
しかし皆生海岸には、信じられないことにこの寒中水泳を毎日行なっている人がいるのです。
毎日、午後3時過ぎになるとどこからかともなくやってくるこの人、実はどこの誰かは誰も知らないのです。
ただ分っているのは、冬だけでなく夏も毎日海に入っていたのを地元のライフセーバーが確認しています。
ですからこの時期特別に寒中水泳しているのではなく、年中海に入っていて、そして今は単に冬の季節だったと言うことで、この人にとっては意識して冬に鍛えているわけではないようです。
さっとやってきて水着になって一湾(約100m)を平泳ぎで泳いだ後は、すぐ陸に上がって水着の上から服を着てどこへともなく消えていきます。
その迫力ある姿に、誰も素性を尋ねることもないのも頷けます。
凄い人がいるものですね。