データから見た27回大会
データから見た27回大会

データから見た27回大会

長い歴史の中でも今年ほど直前まで大会の開催を危ぶまれた大会はありませんでした。
しかし終わってみれば、大きな事故もなく無事大会を終えることが出来ました。
その大会を大会データや選手の皆さんから頂戴したアンケートをもとに振り返ってみます。

大会データ
■気象 午前9時30分現在
    ①天候 雨 ②気温 22.3℃ ③湿度 
④風速 北西の風 8m ⑤最高気温 22.9℃(11時46分)

■参加者 定員800名 ①選手選考人数800名(うち女性90名) ②最終エントリー数 745名(うち女性85名) ③完走者数 733名(うち女性84名)※第1ランリタイヤ数 1名 ※バイクリタイヤ数1名 ※マラソンリタイヤ人数 10名(うち女性1名)

■運営体制 ①スタッフ・ボランティア総数 約2300名(前年比-700名) ②交通安全指導員 45名(前年比-6名) ③ガードマン 197名(前年比-21名) 大幅減の要因は、バイクコースのショートカットに起因しています。

●●選手のみなさんへのアンケート結果です。●●

■1stラン
・一斉スタートしたせいでもあるが道幅が狭いのに加え水たまりが結構あった為、走りにくかった。
・海を見ながらの走りはよかった。
■バイク
①走りやすい51.4% ②走りにくい12.1% ③普通36.4%
・従来のアップダウンのコースを走れなくて大変残念だった。(大多数)
・前日のコース変更だったにもかかわらず競技説明会にはマップが配布され運営力の高さが際だった。
■マラソン
①走りやすい44.3% ②走りにくい20.8% ③普通34.8%
・所々狭く凸凹があり走りにくかった。(多数)
・水木しげるロードは、多くの人に観戦していただき大変よかった。来年からも続けてほしい。(大多数)

■その他
・バイクマーシャルの導入は、選手の目線で細かいところまで見られるのでよいと思った。(多数)
・大会スタッフやボランティアの方々は、いつも運営がスムーズで本当に感心しています。今回、台風の雨と風の中、笑顔で運営されていて本当に素晴らしいと思いました。

■最終フィニッシュが東山陸上競技場に変更になったことについて
・競技場から皆生に向かうシャトルバスの待ち時間が長く、とても寒くてつらかった。(大多数)来年からはタクシー乗り場もつくって頂きたい。
・恒例のアイスや鉄人ラーメンの場所が分からずたべられなくて残念だった。(大多数)
・アットホームで親近感のある感動的なゴールではなくなって大変残念だった。
・トラックを回ってゴールするのは気分がいい。
・ラスト2kmがビクトリーロードのようでとてもよい感じだった。

色々なご意見のほんの一部だけですが、掲載させて頂きました。皆さんから戴いたご意見・要望を検討しながら来年の大会に反映させていきたいと思っています。
特に最終フィニッシュ地点の変更については、昨年までのあの伝統のフィニッシュの印象が強いため批判的な意見が多かったのは事実です。しかしその思いも歴史が作り上げてきたものなのです。
皆生大会は、トライアスロン界のパイオニアとして進化し続けてきました。そして皆さんは、今その新しいステージを一緒に作り上げている人たちなのです。
皆生の新しい伝統を一緒に作り上げていきましょう!!