今年で7回目を迎えた「鳥取砂丘ジュニアデュアスロン全国大会」が9月23日(日)に鳥取砂丘子どもの国で9府県から174名のジュニアアスリートが集まり盛大に開催されました。
この大会は、ミスタートライアスロン・小原工選手を顕彰してまた、彼に続く優秀なアスリートの育成やがんばることの素晴らしさを子ども達に体感してもらうなど様々な狙いや思いを形にしたデュアスロン大会なのです。
レースは1・2年、3・4年、5・6年の各男女毎に6つのカテゴリーに分かれて競技されました。
この大会の特徴は、なんと言っても日本最大の砂丘地である鳥取砂丘を走ることなのですが、その距離も半端ではありません。一番短い1・2年生のカテゴリーでも1stラン1キロ、バイク3キロ(舗装道路)、2ndラン1キロの合計5キロ。ランだけで言えば砂丘地を2キロ走ります。一番長い5・6年の部では、1stラン2キロ、バイク5キロ、2ndラン2キロの合計9キロの距離を走るわけですから半端ではありません。
低学年の子どもの中には泣きながらも歯を食いしばって走る姿に、涙腺が思わずゆるんでしまいます。
ジュニアを対象としたレースの中では、日本で最もハードな大会といえるでしょう。
そしてこのハードな大会のもう一つの特徴は、県外からの参加者が非常に多いということです。
今年の参加者174名のうち、県外からの参加が53名と3割の選手が県外からの参加者となっています。
大会開催が3連休中ということもありますが、やはり会場が観光地である鳥取砂丘ということで、観光を兼ねての参加も多いようです。
この大会を目標にして夏休み中、親子でまた学校単位でトレーニングに励んでの申込も出てきました。
ジュニアアスリートの頑張りで今後も益々盛り上がっていくことと思います。
鳥取砂丘ジュニアデュアスロン全国大会の公式HPは→ http://www.sakyu-jr.jp/index.html