今年の大会へ参加した選手の皆さんからお寄せいただいたご意見をご紹介いたします。
■バイク折り返しAS前でボトルを魚の網で受けられていて入れたところ、引かれたため手を取られる形となり転倒しました。故意ではないので仕方ありませんが、今後はシートやボックスとしていただく方が安全ですのでよろしくお願いします。
尚、負傷したのですが、ASテントまで歩きました。連絡、通報、救護対応はよろしくお願いします。(53歳男性)
■ランフィニッシュ会場について
中の芝生は解放すべきでしょう!誰が競技場に入ってきたのか、さっぱりわかりません!
あとフィニッシュした後、座って休みたいので来年からはお願いします。
もうひとつ赤じゅうたんは競技場のトラックであっても敷いてほしいです。(37歳女性)
■今回は台風4号の接近の中、関係者の方々の多大な努力のおかげで大会が開催されましたこと誠にありがとうございました。心に残る大会となりました。
○財政的問題・・・大会記念グッズ等のバリエーションを増やしたらいかがでしょうか(今回はタンクトップと皆生の鉄人煎餅を購入)
○マンパワー・・・通常のボランティアとは別に応援に来ている家族や観光客を対象にスポットボランティアを
お願いするのはどうでしょうか?約1、2時間くらいの時間なら応援の合間に参加できる。観光でたまたま来たけどおもしろそうなので参加したいという声もあがるのではないでしょうか?
色々勝手なことを書きましたが皆生大会がこれからも多くのトライアスリートの目標となり地元の方々や関係者の方々とともに発展することを願います。(34歳男)
■皆生大会はトライアスリートにとって憧れの大会です。無くして欲しくはありませんが、初めて参加してコースの交通事情が大変厳しい状況におかれている様に思い、このままだと距離をとるのも難しいと思いました。ある程度の交通規制もやむを得ないのではないでしょうか。全国から皆生を目指してくるアスリートたちを守っていただきたいと思います。財政難は?参加費の値上げもやむを得ないかもしれません。(51歳女性)
最後に大会事務局にいただいたお手紙をご紹介いたします。この人のような選手がおられるからスタッフも頑張れるのです。お手紙ありがとうございました。
■前略 昨年に続き今年もまた出場の機会を頂けました事、そして大会の開催を決断していただいたことにまずは心からお礼申し上げます。
私自身大会を主催する身であり、あの厳しい気象条件の中、一つ間違えれば主催者の安全管理が問われてもおかしくない、そんな中で開催に踏み切って下さったその姿勢こそが選手に大きな勇気と力を与えてくれたことは言うまでもないことです。
私が逆の立場であったなら中止に踏み切っていたかもしれません。選手は自分の目標とする大会に向かって1年間地道な努力を積み重ねて初めて”大会”という晴れの日を迎えます。今日は休みたいとかさぼりたいとかそういう自分をむち打って辛い練習をこなします。
この20年間デュアスロン大会を開催し、昨年新たにトライアスロンの大会を作り協会事務局を15年やり選手としても主催者としても又、ボランティア、裏方すべての部分で大会に携わって来た者として、いつも思うことは周りの人々によって自分が生かされているという事です。
大会というのは選手も主催者も役員もボランティアも応援もどれ一つ欠けても成り立たない。すべてが揃って初めて「大会」という形が整うのです。
目に見えるもの見えない所、様々なことで人にも物にもすべての部分で沢山の善意に支えられてやらせて頂けることを有り難いと感謝しつつ事に当たらなければといつも自分に言い聞かせています。
今年、私が主催者に関わった大井川港トライアスロン大会は皆生大会の1週間後、こちらも前日から雨でした。
コース整備に1日中竹ほうきを持って手に豆を作りつつ走り回り大会当日も土砂降りの雨、びしょぬれになった備品の片付けに深夜までかかり翌日も各方面へのお礼回りやら疲れ果てました。
時々自分は何のためにこんな事をやっているのだろうと思う時があります。
手を豆だらけにして動き回っていること等、選手は誰一人知らない。自分は十二分に準備をしたつもりであっても心無い人はほんの少しのことでも文句や苦情を言ってくる。
それでも毎年、毎年やり続けているのは選手が発しくれる”ありがとう”とか”すごく楽しかった”とか”来年もまた来ます”とかいう言葉の数々に救われ満たされているから、そして私自身がトライアスロンというスポーツが心底好きだからでしょう。
今年はスイムもなくバイクも半分になりましたが出来ただけでも十分満足でした。関係者の皆様はどれほど大変であったことでしょうか。心から感謝申し上げます。
そしてこの大会が益々繁栄されますことをお祈り申し上げます。早々(58歳女性)
賛否両論様々な意見があります。とても1度ではご披露できないので次号以降も出来る限り掲載していきます。またこうしたご意見への感想もお寄せいただければと思います。