2月23日に通過した低気圧の影響で日本全国で強風や積雪など大きな被害を受けました。富山県では高波が防波堤を越えて住宅を襲いました。被害を受けられた皆さまに心からお見舞い申し上げます。
鳥取県西部地区では、人的被害はなかったものの皆生海岸にも消波ブロックを超えて海岸沿いの遊歩道には海水が流れ込みました。
この大波によりスイムフィニッシュ地点のスロープが完全に陥没してしまいました。
昨年春にスロープしたの基礎の一部が流出してしまっているのが確認され、一般には立入禁止措置状態になっていました。幸いというか昨年はそれほど危険な状態でもなくまた、最終的にスイムが中止になったため影響はなかったのですが、秋には一部が陥落してしまいました。(写真右)
その裂け目から入った海水によってどんどん内部の空洞化が進み、ついに先日の高波により全体が崩落してしまいました。(写真左)
また、スロープの両サイドに据え付けられていた数十トンのコンクリートパネルも側壁からもぎ取られてしまいました。
すさまじいとしか言いようのない自然の猛威です。
国土交通省の担当事務所に直ぐ確認をとったところ「災害対象として早急に修復したいが
海の状態が安定する春以降でないと手を付けられない。出来れば6月末までには何とかしたい。」との回答がありました。
しかし天候にあわせながらの復旧作業になるため確約は出来ないと言うことでした。
従って最悪の場合、大幅なコース変更となる可能性もありますのでご了解ください。
進捗状況は、随時報告して参ります。
最近の皆生大会といえば高波、大雨、台風など自然条件に大きく影響されています。
その中で私たちは、競技を楽しむわけです。あらためて人間と自然の調和の素晴らしさに
感謝するところです。