アマチュアサッカーリーグ最高峰の日本フットボールリーグ(JFL)に2001年から
参戦しているガイナーレ鳥取は、来季のJ2昇格に向けて今期戦ってきました。
J2への昇格条件には次のような条件がついています。
①上位4位以内のチーム
②ホームゲーム1試合平均観客動員数3000名以上
③財務内容の健全化
この条件をクリアするためガイナーレ鳥取も地域一丸となって活動してきました。
最終節を迎えてガイナーレ鳥取は目標の4位に勝ち点3差の5位、最終節ゲームに勝って4位チームが引き分けるか負ければ逆転して4位以内が確定するというわずかな可能性に夢をかけました。
結果は、0-3で完敗してしまい大きな夢を手にすることはできませんでした。
4位のチームが引き分けていただけに本当に悔いの残るゲームとなりました。
上位4チームのうち優勝した本田技研はJリーグへの参入意志はないため本田をのぞく3チームが来季J2に昇格することとなりました。(栃木、富山、岡山)
来季J2への参入が断たれたガイナーレ鳥取ですが、敗れた翌日には来季再度昇格を目指していくことを表明しました。
夢は夢で終わらせない。可能性があるのなら最後まで諦めない。それがガイナーレ魂なのです。
経済環境の悪化によりチームを支える経済状況はますます厳しくなっており来季の昇格を
逃したことで乗り越えなければならない問題は、より一層大きくなっているのも事実です。
しかし鳥取県という全国で一番人口の少なく企業数も少ない地域からJチームが生まれることの意味を大切にしてこれからも県民一体となった支援活動を期待したいと思います。