努力無限通信 皆生から世界へ 21
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鉄人通信読者のみなさんこんにちは。大会に向けてトレーニングに励んでいますか!?

いよいよ日本のトライアスロンシーズンも始まりますね。トレーニングをするにも大分暖かくなり、こちら米子もバイクに乗っている人を多く見かけるようになりました。大山の雪もほとんどなくなり、先週は暑いくらいの夏日の日もあり半袖で走れそうでしたが、今週に入ってまた少し冷え込んでいて天候は不安定ですね。でも、レースは日々近づいてきます。時間を大切にがんばりましょう!
私の方は4月からいよいよキッズ、ジュニアのトライアスロンスクールを始めます。今、スクール生を募集しているところで集まり具合はまだ多くはないですが、地道にやっていこうと思っています。キッズ(小学生)のスクールはトライアスロンというよりこの時期に必要な運動能力を磨くための動きつくりを中心にして、スイムもランもときにはバイク練習も取り入れてやっていきます。ジュニア(中学生以上)は大会出場に向けての3種目の練習と何事にも動じない精神力を身につけるためのメンタル面の強化も同時にやっていきます。このほか、米子にあるフィットネスクラブPAJA、コナミスポーツでも毎週一回オープンウオーターに活きるスイムセッションを行います。お近くの方は是非参加してみて欲しいと思いますし、お近くにお越しの際はお問い合わせください。
こんな感じで他にもいろいろと指導活動を始めております。

■愛媛県認定記録会
2月28日に愛媛県で行われた四国ブロックの認定記録会に中学生(植田くん2年)を連れて参加してきた。本当は3月の近畿ブロックの記録会に参加する予定でだったが、僕の日にちの勘違いにより彼が行けないことが分かり急遽、愛媛県に行くこととなった。四国に上陸するのは15年ほど前の小豆島(香川県)大会以来のことで今治には始めて行った。当日の早朝3時半に出発し、米子から今治までは車でしまなみ海道を通って約4時間。
連れて行った植田くんの目標は強化指定D選手になること。学校では陸上部に所属しているのでランは問題なく記録を切れる。しかし、スイムは昨年の10月から記録会にむけて私と泳ぎ始めたばかり・・・少し期間が短かったがチャレンジすることが大事なので挑ませた。強化D指定選手になるためには400mで5分を切らないといけない。ちなみに昨年の記録会では5分45秒。練習内容からすると5分を切るのは難しいが、全力を出し切ればいいからと彼に言い送りだした。僕の予想は5分10秒前後だったが、結果は5分08秒。強化指定まで9秒足りなかったが、練習の成果をしっかりと出せたので良かったと思っている。残念だったのはこの記録会中学生が彼一人だったこと。これが日本の現状を象徴してしまっているかもしれないが・・・競う相手もなくランは一人で1500mを走り4分36秒とまずまずの記録だった。付け加えておくと私も参加し400m4分43秒、ラン5000m17分00秒とスイムは日本食研の崎本智子選手負けてしまう始末。練習が足らないと少し焦って・u桙「る・・・
その日の夜は愛媛県協会の方々が今治で懇親会を開いてくれ、私と植田くんはみなさんと交流を持つことができ大変楽しいひと時を楽しめた。
翌日は「波っこランナーズ」の三由コーチの依頼で子どもたちとその親御さんに講演とバイク指導をさせてもらい有意義なひと時を過ごさせてもらった。みな子どもたちの目は光っており、無限の可能性を感じることが出来た。仕上げは今治から尾道までしまなみ海道をバイクで縦断。途中の30キロまで波っこの子どもたち(小学4年から6年)が道案内をしてくれ平気でまた今治に帰っていった姿には驚かされっぱなし。私の車を尾道まで持っていってくれ愛媛みかんまでくれた三由コーチには感謝の言葉しかない!!

■オリンピックデーラン宇和島大会
認定記録会の2週間後、オリンピアンゲストとしてまたまた愛媛県の宇和島に行ってきた。今年は私にとって愛媛にゆかりのある年かもしれない??
本当は鳥取であるオリンピックデーランを希望していたがデーラン事務局より愛媛に行って欲しいという依頼があったので行くこととしたのだ。オリンピックデーランとはオリンピックムーブメントの活動のひとつでオリンピアンと地元の人達が一緒になってジョギングを楽しんだり、いろいろな運動を一緒に行いオリンピックというものをもっと身近に感じてもらおうというもの。愛媛大会には1500人ほどの参加者が集まった。参加オリンピアンはそうそうたるメンバーでデーランアンバサダーとして千葉ちゃん(真子さん)、中村真衣(シドニーオリンピック競泳メダリスト)さんの二人、そして武田大作(ボート4大会連続出場中)さん、井上将憲(ボブスレー)さん、向井裕紀弘(陸上短距離)さんと私の6人だった。

最初は4つのグループに分かれての約2キロほどのジョギングで千葉ちゃんと私がAグループを担当した。参加者へのルールでオリンピアンの二人を抜かないようゆっくり走ってという指示があり、ゆっくりとスタートしたがそれも200mほどでそこからは痺れを切らした子どもたちが全速力で走り始め、ゆっくり走っていると「小原さん先頭行ってください!」と係員に言われたが先頭には追いつけず。「ゆっくり走れというほうが無理でしょ・・・」と千葉ちゃんと私の意見。その後のB、C、Dグループも同じような状態に。でもみんなそれでジョギング楽しめたよう。

その後はいろいろな運動でオリンピアンと勝負という企画があり、私は小学校4年生の女の子と30秒間腹筋勝負をした。「小原さん相手を考えてやってよ」と声が飛ぶが、やり始めたら本気でやるのが私の性分。しかし、思ったより出来ず28回。でも小学生の女の子だから半分くらいか・・・と思っていたら身軽で強い。な、な、なんと31回。見事に負けた。オリンピアンで負けたのは私だけ。これもサービスですから。
今回は家族も連れて行ったのでテレビで観るオリンピアンとも交流できいろいろと楽しむことが出来たよう。武田選手も家族6人で来ており、うちの子どもたちと同じ年代の小学生たちだったので仲良く交流を持つことができ、帰りはボート練習場まで見学させてもらい、いろいろと学ぶこともできこの日も有意義な一日となりました。