努力無限通信 皆生から世界へ 22
努力無限通信 皆生から世界へ 22

努力無限通信 皆生から世界へ 22

鉄人皆生通信読者のみなさん大変ご無沙汰してしまいました。シーズンオフとなり忘年会真っただ中と思いますが飲み過ぎていませんか?
春先にレースを考えている人は今から体を動かしておくことが大事です。自分の弱点や改善すべきところをこのオフにやっていきましょう!

最近トレーニング指導をしていて思うのですが大人も子供も体の硬い人が大変多いということ。そんな僕も日本選手権が終わってからはあまり体が動かせておらず体の動きが悪いのを感じている今日この頃。おまけにビールの量も少し増えてしまっているので体重が10月から4kg増。これはやばいと今月から来シーズンに向けて始動しました。

ということで体の柔軟性を高める体操や動き作りを中心にみなさんへ指導しているところです。特にスイムは背中まわり、股関節まわりの柔軟性が泳ぎに繋がってきますからね。スイムセッションでも背中・肩まわりが硬い人が多いので泳ぐ前にはほぐすようにしています。普段から短時間でも動かすことが大切です。「継続は柔軟なり」

○日本選手権
もう2ヵ月近く前のことですが6年ぶりに出場した日本選手権のことを少し。
10月18日、日本選手権。レースNO.60。中国ブロック代表選手として初めて出場した。
一緒に出場する予定だった広島の山口選手が故障で出場できなくなり、中国地区から男子は一人・・・3枠あったのに寂しかったがこれも現状。
今年はエイジの雄、広島の福元選手は出場できなかったが応援に来てくれていた。
やはりお台場でレースできるのは楽しく気持も高ぶる。これまでのように今日のベストを尽くすことを考えスタート地点に立った。
ラッキーなことに最前列でスタート。全くダッシュが効かず集団のど真ん中を泳いでいたが、得意のコーナーでインをつき真ん中よりは前に行けた。
1周目上陸すると前には伸び盛りの下村選手。終盤もいい位置で泳げバイクは元気のいい有力な選手がいる集団に乗れた。集団には17歳から42歳までの選手が・・・一人だけ飛び抜けた年齢。
集団ではいろいろな叫び声が聞こえレース中のそれぞれの選手の心境がうかがえる。
楽しかったのはここまで。ランに入ると全くジョギング状態でありえないほど抜かれまくった。結果38位。
今の自分の現状だ。40代対決VS中込選手にもランであっさりと抜かれた。悔しい・・・来年はもっとやる!と心に誓いました。

○中国ブロック合宿
先月21日から2泊3日で中国地区の選手を集めた合宿をこちら米子市で行いました。広島、山口、島根、鳥取から10名の選手とスタッフ5名が集まり「モチベーションアップと競技力向上」を目的にトレーニング方法や目標設定、気持の持ち方などをトレーニングと講義を通して学びました。

トレーニングはオフシーズンでもあるので追い込む練習は入れていなかったのですが、選手それぞれ競い合う場面があったり、自らきついトレーニングをチョイスしたりと前向きな姿が見られ、まだまだこれからの選手たちですが参加者全員に可能性を感じました。
ご協力いただいたスタッフのみなさんのお陰でトレーニング以外での雰囲気も良く、それぞれが交流を持てたことが一番良かったと感じています。特に広島大学から参加のK君は僕に質問攻めをしてきて、強くなるためには何事も吸収しようという姿勢で、自分の20年前のトライアスロンを始めた頃を思い出させてくれました。
みんなから「この合宿の経験を今後に生かしたい」と感想をもらったことが一番の喜びでした。