第20回記念大会では、第1回大会に出場した熊本の永谷誠一さんと高石ともやさんが呼びけに第1回大会出場者53名の内、21名が大会前日に皆生温泉に集まり「鉄人同窓会」を開催して昔話で盛り上がりました。
第25回記念大会では、日本トライアスロン界をリードしてきた皆生ならではのメッセージを後生に伝えていこうという趣旨から片山義博鳥取県知事(当時)の基調講演や高石氏、小原工氏、JTU理事長などが参加してトライアスロンのたどってきた道のりそして将来を語り合いました。
そのなかでトライアスロンがどういう想いから産まれ、今後どう進むべきかを示した「トライアスロン皆生宣言」(http://www.kaike-triathlon.com/cgi-bin/topic/v.cgi?id=385)を参加者一同が立ち会いになり採択されました。
この精神は、その後皆生大会のバックボーンとして大会を支えています。
そして今回の30回記念大会では、「トライアスリートの原点はどこにあるのか?」をメインテーマに進めていきたいと考えています。
非常に抽象的でわかりにくいかもしれませんが、さまざまなレベルのアスリートがそれぞれの環境の中でトレーニングを行いレースに参加しています。
それは、第1回大会の当時も今も変わりがありません。優勝を目指す人もいれば、完走だけが目的の人もいます。家族と共に頑張る人もいれば、自分自身へのチャレンジで出場してくるひともいます。
その目的はそれぞれ違っていても私たちがトライアスロン競技に求めている原点は、基本的に同じものなのではないでしょうか。
トライアスロン皆生宣言の中にも謳われているように「完走者はすべて勝利者」であり、この競技に情熱を持ち続ける限りレースに挑戦する資格があるのです。
当たり前と思われるかもしれませんが、分かっているようで実は普段こんなことは考えずに私たちは、トレーニングしたりレースに参加しているのではないでしょうか。
それを今回トライアスロン界を代表するアスリートにトークショー形式で語り合ってもらい再確認してみたいと考えています。
この世界を代表するアスリートは誰か?
実は現在、その候補者数名と交渉が進んでいます。
残念ながら現段階ではまだ発表することはできませんが、サプライズなメンバーであることだけは間違いありません。
正式発表は4月27日に行われる大会本部設置後に行われる予定となっています。
トライアスロン誕生から36年、皆生大会誕生から30年。
これからの私たちの歩むべき道を皆さんと一緒に確認でいる有意義でとても貴重な体験となる記念式典にしたいと願っています。
皆さん請うご期待!