位置情報共有システム利用した大会運営
位置情報共有システム利用した大会運営

位置情報共有システム利用した大会運営

皆生大会のような広範囲にスタッフが配置されています。
特にマーシャルや物資の輸送、メカニックカーなど常時スタッフは移動しながら各自の役目を務めています。
マーシャルの場合、選手のリタイヤ申告や事故などのトラブル発生時には通報が本部に入電後、最寄りのマーシャルに連絡を取り現場に急行するよう指示を出していますが、誰が最も近くに居るためには時間がかかっていました。
今回、NTTの協力のもと位置情報共有システム「いまどこ+」を導入してコース上のスタッフ情報を一元的に管理することにより迅速で効率的な大会運営を図ることとなりました。

このシステムはNTTが開発したものでスマートフォンの位置情報を専用アプリを通じて誰がどこにいるかをスマートフォン画面上に表示するシステムとなっています。
従ってリアルタイムでスタッフの動きを把握できるためタイムロスを軽減することが期待されています。

バイクメカニックがどこに居て何処に向かっているか、それによりどのメカニックカーを現場に派遣するのが最も早いのかが瞬時に判断できます。

利用方法は様々です。もともとはマラソンなど広範囲に亘るレースなどへの利用を目的として開発されたソフトですが実際、皆生のような広範囲に亘る運用は今回が初めての試みとあって開発したNTT側も今回の運用結果を生かして更にシステムを向上させていこうと意気込んでいます。

先日開催された競技委員会で運用について説明を行っていただきスタッフ一同熱心に聞き入っていました。

今回は全体で40台の端末(スマートフォン)を使用して大会を管理していく予定です。
皆生大会での運用結果によっては今後、さらに各地のレースでの導入が予想されます。