緊張の朝です。前夜の準備はレースを想像しながら「必要なものを必要な場所にセッティングする!」ベテラン選手でも忘れ物をしたりするものです。大切なのは忘れ物をしても焦らないこと。トラブルに対応する能力も競技力です。落ち着いてかんがえることが大切です。それくらいの余裕をもって準備していけば忘れ物をするリスクも少なくなると思います。
//受付時間///////
受付時間は午前5時30分~6時20分となっています。
場所は皆生市民プール体育館前です。
受付する前に必ず次の順番で行動してください。
これは荷物を持ったまま受け付けされると受付周辺が混雑するのを防ぐためです。
①バイクをバイクラックにセットする。トランジションバッグをラックにセットする。
②その他の荷物は体育館の中に置く
③最終選手受付。この時、アンクルバンドを装着します。
また必要であればバイク第2折返しで利用するスペシャルドリンクなどを受付に預ける。
④着替え用バッグを預ける
フィニッシュ後、着替えるための専用バッグを預ける。
⑤スイムスタート地点へ向かう
スイムスタート地点前に入水チェックポイントがあります。
//スイムスタート/////
スタートはフローティングスタートとなりますが泳ぎに自信のない人は波打ち際からスタートしても構いません。
またスタート地点には待機用の大型フロートもありますのでつかまって待機することも出来ます。
スタート直後は混雑しますので泳ぎがあまり得意でない選手は後方からのスタートをお勧めします。
//スイム競技////
今年からウェットスーツの着用は自由となりましたが、大会当日の水温が22度未満の場合は着用義務となります。
また22度以上の場合で着用自由の場合、ウェットスーツを着用しない選手は必ず指定色のスイムキャップを着用していください。指定のスイムキャップは開会式会場にて一枚1000円で販売しています。このスイムキャップ以外の競技は行えません。
スタートから第1ブイまではコースロープに対して右側を泳ぎその後はコースロープの左側を泳ぎます。
スタート後、250m辺りの大型ブイを左折して海岸に平行して1000m泳ぎ再び大型ブイを左折して砂浜に一度上陸して復路に向かいます。
コースの中間点に「中間点」を示すピンクブイを設置しています。
従ってこのブイは往路750m、復路2250mとなります。
//監視体制////
コース上では20名のライフセーバー(ジェットスキー3艇、レスキューボード15艇)、カヌー20艇、クルーザー4隻、監視船2隻と離岸堤から陸上監視要員が選手の様子を監視しています。
多くの目が選手を見守っています。
途中で何か不具合が起きたときは、その場に止まり手をあたまの上で左右に振って周りの監視員にヘルプサインを出してください。決して無理をしないで自分の体調と相談しながら競技を行ってください。水の中でのトラブルは重大な事故に繋がります。トライアスロンはホビーです命を賭けるものではないことを忘れないでください。
//ワンポイントアドバイス////
スイムスタート直後は、それまでの緊張感とウェットの締め付け、バトルなどにより心拍数が一気に上昇し心臓に大きな負担がかかります。そうした状態が長時間続くと心筋梗塞などのリスクが増加します。
リスクを下げるためにスタート前のランニングやウォーミングアップスイムなどで事前に心拍数を上げておくことが大事です。
またウエットの締め付けで呼吸制限がかかる時には一度止まって仰向けになりウエットスーツのジッパーを緩めてウエットの中に海水を入れてゆとりを作った上で呼吸を整えてから再度泳ぐことをお勧めします。
スイムでの10分のタイムロスなどはロング大会では致命的なタイムロストはなりません。
信号機で2、3回待つことを考えればどうってことないですよ。
//スイムフィニッシュ後////
当日の気象条件にも因りますが水の中とはいえ3km泳げば相当な汗をかきます。気づかないうちに脱水状態になる危険性があります。折返しではエイドが設けていますので水分補給しスイムアップ時も水分補給を忘れずに。
スイムでの発汗はボディーブローのように後で影響が出てきます。