努力無限通信⑬ 皆生から世界へ
努力無限通信⑬ 皆生から世界へ

努力無限通信⑬ 皆生から世界へ

努力無限通信 vol.13 チームテイケイ 小原 工

残暑お見舞い申し上げます。みなさん今年は本当に暑いですね!僕のほうは日焼け止めが全然効かずいつに無く真っ黒であります。14日は鳥取県が日本で一番暑かったようで38度を超えていたそうです。地元からの情報によると米子市のある場所では40度を記録していたとのこと。全国でも猛暑が伝えられていますが、暑さで体調不
良にならないよう気をつけましょう。また、連日海や川などの水場での事故が伝えられておりますが私たちも気をつけなければなりませんね。海や川に出かける際は危険な場所は避け安全第一で行きましょう。

皆生大会が終わり早一ヶ月がたちました。当日は悪天候にもかかわらずたくさんの大会関係者の方々やボランティア、沿道の応援の皆さんのおかげでレースを楽しませていただき本当に感謝でした。スイムが無くバイクも距離が短くなり残念ではありましたが、あの状況で安全にレースをさせてくれた主催者の方々は本当にすごいと思いましたね。
皆生大会が27年間も続いている訳があらためてわかったような気がします。コースが変更になったランは鬼太郎ロードが加わり僕としては沿道の応援も多く良かったと思いますが、みなさんはどう感じましたか?
また、今年は初めてレース前の金曜日にバイクラック組み立てに参加しましたが、大雨にもかかわらず6名の選手が手伝いに来られていました。その中の一人の方といろいろな話をさせてもらったのですが、木曜の晩に千葉を出発され、夜行バスで金曜の早朝に米子に到着しその足で手伝いに来られたのこと。驚きましたが、もっと驚いたのは雨が降りしきる中、ランシャツランパンで参加されていたこと。何でだろう???
皆生大会にはすばらしい心の持ち主がたくさん集まってくるのかもしれません。

*スイム&ランin多岐大会
8月5日に島根県出雲市多伎町で行われたスイムランinTAKI大会に参加してきました。
この大会には一昨年より招待選手として参加させていただいており、年に一度の楽しみなレースとなっています。前日の土曜日にはキララビーチというきれいな海水浴場でジュニアスイムランも行われ、そのレース前には海で水泳を速く泳ぐためのセミナーも行っています。残念ながら今年は台風の影響が残り波が高くジュニアのレースは中止になってしまいましたが、親子で楽しめる大会なのであります。ジュニアのレースは海といっても遠浅で足がつき、泳げなくても泳げ?ますよ。うちの子供たち、3年生の息子と1年生の娘は何で大会やらへんの?と文句たらたら。仕方が無いので会場に連れて行きボ
ディーサーフィンのまねごとをさせ遊ばせました。午後からは大人の大会の開会式があり、パーティーでは取れたてのサザエやいかが食べ放題。最高でした!翌日のレース本番は約300人の選手が参加。スイムは安全な漁港を泳ぎランは風光明媚な景色を楽しめるコース。ボランティアは町の子供たちがたくさん参加し本当に暖かいアットホームな大会で参加費以上の楽しみがあると思います。実行委員長の本田さんはいつかは参加者を1000人にしたいと意気込む熱い人で、大会の運営準備などを率先してやっておられます。8月の第一日曜にあるこの大会、みなさんも一度参加されてみてはいかがですか?
まわりには温泉もいっぱいありますよ。

*長野志賀高原合宿
島根県から帰った翌日、チームの合宿に合流するため、長野県の志賀高原に向かいました。初めて行く場所でしたが、私の住む兵庫県猪名川町から車で休憩も含めると7時間以上もかかる長旅でした。宿は標高約1700mの場所にあるホテルで25mプールも完備。朝晩はこの夏でも寒いくらいで良く睡眠がとれ、日中は涼しく夏のトレーニングには最高の場所であの長野冬季オリンピックもここであったところなのです。まわりはたくさんのスキー場とハイキングコースがたくさんあり空気がきれいで自然を満喫できバイクでは標高2200mまで上っていけました。今月末から始まる世界選手権ハンブルグ大会に出場するチームの田山とジュニアチームの菊地(U-23)、椿(ジュニア)のための高地合宿でコーチとして参加。本番で少しでも気持ちが高められるよう、そしてトレーニングで少しでも苦しめることが出来るよう役割を考え日々を過ごしました。空気が薄いと聞いてはいましたが、何もしなければそれはわかりません。でもホテルのプールでいつものように泳いだところ、なんとまあ「苦しい、苦しい」こと。
ターンをしたら息ができないような、潜水から浮かんできた時のような苦しさを味わいました。
「これが高地で泳ぐ苦しさか!」と話には聞いていたけど実際本当に苦しかったのです。慣れるまでに時間が数日かかるようで、ここに先に来ていた田山は平気でい
つものように泳いでいました。僕はというといつもできるサークルでまわることができずひたすら苦しみましたね。ここでいつものように普通に泳げたら強くなれたと思えるでしょう。
どこに合宿に行っても感じることは地元の方々の合宿に対する受け入れとご協力には本当に頭が下がる想いであります。中野市の親輪社の小林さんとチーム員の山岸さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。長野県には今度山登りに行ってみたいですね。北アルプス、南アルプスとたくさんの山が連なっていて雄大でした。いつのことになるかわかりませんが・・・