晩秋の伯耆・因幡路を舞台に第62回米子・鳥取間駅伝競走大会が11月10日(土)・11日(日)に開催されます。
この大会は、戦後の荒廃した中から「駅伝で地域に活力を取り戻そう!」との願いから発足し今年で62回を迎える伝統ある大会なのです。
県西部に位置する米子市から東部の県都・鳥取市までの116.5kmを15人でたすきをつなぎます。鳥取県はご存じの通り東西に長くそれぞれの地域にはさまざまな街の風情があります。のどかな田園が広がる農村や潮の香り漂う港町、煙たなびく山里を走り抜くこの駅伝は古き良き時代の駅伝文化を現在に伝承する貴重な大会となっています。驚くことに現在でも監督車が選手をサポートしてコースを伴走することができる大会なのです。
箱根駅伝を彷彿させるような山岳コースが設定されていた昨年までの2日目のコースが今年は、35年ぶりに国道9号線を走る平坦なコースに戻ります。
この大会へ今年も地元の鳥取県トライアスロン協会が出場します。
昨年の1月に起きた列車事故により亡くなった仲間の遺志を引き継ぐために県内のトライアスリートが団結しての出場に賛同したチームテイケイの八尾彰一監督、小原工選手、三木選手など多彩なメンバーにより想いの詰まったたすきは無事ゴールまでつながれました。
今年も県内のトライアスリートを中心にチームテイケイのメンバーもたすきをつなぎます。
今年はどんなレースが展開されるかスタートはもうそこまできています。
大会の詳細はまた後日公開します。応援お願いします。
大会の日程
コース 米子市営東山陸上競技場~倉吉陸上競技場~鳥取県庁
部門 ◇高校の部 ◇一般の部
初日(10日) 東山陸上競技場 午前10時スタート
2日目(11日)倉吉陸上競技場 午前10時スタート
大会ホームページはこちら
http://www.nnn.co.jp/event/beicyo/
競技速報はこちら http://www.nnn.co.jp/event/beicyo/