前回号でご紹介しました「再生神話の郷マラニック」が6月1日(日)に開催されました。
出雲神話の大神である須佐之男命(スサノオ)の娘で大国主命の妻さんである須勢理比売(スセリヒメ)を祀っている唐王神社から大国主命が死からの再生を果たした赤猪岩神社までを各自のペースでのんびり走り抜けるイベントに25名の選手が挑戦しました。
JR山陰線・大山口駅前の唐王神社から折り返しの赤猪岩神社までは往復50キロ。
午前8時に唐王神社で行われた出発式には、近所の氏子さん20数名も集まりイベントの安全を祈願してもらいました。
当日は、夏を感じさせるような日差しの中を受けながら参加者は途中、縄文時代の集落跡が公園として整備されている妻木晩田遺跡やこれまた大国主命を祀る大神山神社を経由して折り返し目指して力走しました。
皆生のバイクコースを走ったことがある人なら判ると思いますが、妻木晩田遺跡も大神山神社もバイクコースに隣接しています。また、折り返しとなる赤猪岩神社も実はバイクコースの前半部(南部町寺内)に位置しています。というかバイクコースそのものがこの大国主命が足跡を残した道のりだったことに驚かされました。
やはりこれは単なる偶然ではない!!
トライアスロンは再生復活のスポーツなのだ!と確信したのです。
赤猪岩神社では、山本宮司から1人ずつ再生復活のお祓いを受けた御札をいただき、またスタッフ特性のパスタをお腹いっぱい食べてエネルギーを充電し復路へ向かいました。
途中、数名のリタイアはありましたが午後3時過ぎには全員無事にスタート地点の唐王神社に戻ってくることができました。
再生神話の郷マラニックとなにやらわかりにくいタイトルでしたが、古代神話の世界にタイムスリップするような風景の中、参加者全員充実感に満ちた一日を送ることができました。
このランイベントは、好評により来年以降も続けていくことになりました。
皆生大会のスタートが53名。25名だった今年の参加者が来年以降どこまで増えていくのでしょうか。
今年参加できなかった方は、是非来年ご参加して下さい。