知的、精神、身体の障害に関係なく障害のあるすべての人々にトライアスロンを通じてスポーツの素晴らしさと社会の一員である喜びを体感するために昨年から始まったChallengedアクアスロン大会が10月13日(月/体育の日)に開催されました。
昨年の第1回大会には、鳥取県内から53名のアスリートが参加しましたが、今年からは全国大会として広く参加者を募集したところ昨年のちょうど倍の106名がスイムとマラソンに挑戦しました。
昨年までは会場となった県立米子屋内プールと隣接の元皆生温泉公園跡地内(皆生大会のトランジションエリアといえばよくわかると思います。)で開催されていましたが、今年からはより多くの人々に障害者アスリートの健闘をみてもらおうということから周辺の一般道路を使用したコースレイアウトに変更され広範囲なコースレイアウトとなりました。
またこの大会は、障害者・健常者の枠を超えたイベントして高く評価されており周囲の注目度も非常に高く、当日はアスリートを伴走するパートナー106名を始め一般ボランティアが総勢300名を超すという一大イベントに成長してきています。
レースはスイム25m、ラン500mのチャレンジクラスとスイム50m、ラン約1000mのスペシャルコースそしてスイム100m、ラン3000mで競うチャンピオンの3カテゴリーで開催されました。
昨年は、終日冷たい雨が降り続けた最悪のコンディションで開催されたのに対し今年は、昨年の分も取り戻したような青空の下で参加者全員自分のもてる力を出し切りすばらしいパフォーマンスを見せてくれました。
毎年感じることですが、がんばる障害者の姿に皆生大会で走り続ける選手の姿が重なって熱い思いが胸にこみ上げてきます。ひたむきにゴール目指してがんばる姿には、健常者であるか障害者であるかは関係ないようです。
また大会テーマソングを高石ともやさんから提供いただき皆生大会同様、アスリートの思いを込めたテーマソング「君よ輝け」が流れ最高のレース環境を作り上げていました。
この大会の模様は大会公式ホームページをご覧ください。http://www.aquathlon.jp/