前回号の小原工選手のコーナーでも紹介されていましたが、十数年在籍したチームテイケイの解散そして目標であった北京オリンピックも終わり１つの節目を終え小原選手が地元米子に戻ってきました。
ミスタートライアスロンとして世界を相手に日本トライアスロン界を牽引し、その後はチームのコーチとして次代のトップ選手をサポートしてきた彼は、今度は地元でトライアスロンをベースとした活動を開始します。
構想では、国内レースを中心に選手として活動しながら、ジュニア世代の育成を図るトライアスロンスクールからトップを目指すシリアストライアスリート並びにエイジの個別指導を皆生を拠点に活動していきます。
またアスリートだけでなく一般の人向けに運動指導も行う予定です。
チームの名称は、彼の座右の銘でもある「努力無限」を冠した「チーム・エフォーツ（Team Efforts)」。
天才は有限、努力は無限の可能性を産み出すという彼の競技に対する思いがチームコンセプトとなっています。
チーム・エフォートには、すでにバイクなど機材のサポート企業やスポンサーも数社決定しているようです。
またアスリートの指導には、インターネット関連のシステム企業の支援を受けてネットを利用した最先端のプログラムを提供する準備を進めているようです。
日本トライアスロン競技をスタートさせた米子で世界に巣立っていった彼が、指導者としてここから再スタートしていきます。
