山陰地区発となるオリンピックディスタンスレース・ハワイトライアスロンin湯梨浜大会が5月24日(日)鳥取県中部地区にある東郷池一帯で開催されました。
お隣の兵庫県で感染の広がりを見せているインフルエンザの影響が心配されましたが、251名の選手が元気な姿で参加してくれました。
この大会は今年の9月に新潟で開催される「トキめき新潟国体」で初めて公開競技となるトライアスロン競技の中国ブロック地区各県予選会(山口県を除く)ともなっていて白熱したレースが展開されました。
レースは、ミスタートライアスロン・小原工選手が得意のスイムでトップに立ちランスタート時点では2位の福元哲郎(広島県)に1分、3位の高橋泰夫(岡山県)に1分40秒のリードをつけていましたが、デュアスロンのスペシャリスト・高橋が3キロ地点で小原をとらえ2位福元に約1分、3位の小原に1分43秒の差をつけて第1回のチャンピオンに輝きました。
女子レースは、スイムを地元の小原千絵選手が22分52秒で総合でも15位でスイムフィニッシュ。
お気づきの方もいるかもしれませんが、小原千絵選手は小原工選手の奥さんで1990年代には日本代表として活躍していた女性アスリートです。
スイム2位は22歳の新鋭・中原恭恵(千葉県)が続きバイクへ。バイクパートでは、大学生の藤井絵里(広島県)が先行した中原をとらえトップに立った。
ランに入り岡山の石川優子が2位中原との差を詰めてとらえ2位に浮上。女子トップを走る藤井を猛追したが届かず初代女王の座は藤井絵里が手にした。
約10年振りの復活となった地元の小原千絵は、ブランクを感じさせない走りで女子6位入賞を果たした。
またこの大会のもう一つの楽しみに日本発となるチーム対抗戦がありました。
登録チームのうち上位3名の合計タイムで競うもので今回は19チームがエントリーしました。
結果は、若い力が爆発した広島大学GULLSが総合タイム6時間16分07で初優勝。2位には小原夫妻が活躍したTEAM EFFORTS。3位に岡山のアミーゴ倉敷が入った。
初めての大会ではありましたが、大会運営もスムーズで1周13キロの沿道には、700名のボランティアを始め多くの観客が選手たちに力強い声援を送り大会は大いに盛上がりました。
来年以降、さらに人気が高まっていくことと思います。
※大会の模様を撮影した写真が手元にありません。
入手しましたらキャラリーとして公開します。