スイムスタート地点が!また・・・
スイムスタート地点が!また・・・

スイムスタート地点が!また・・・

9月に日本をおそった台風12号は西日本を中心に甚大な被害をもたらしました。
鳥取県西部は昔から天災の少ない地域とされていましたが、今回は一部で河川の堤防が決壊し避難指示が出るなど大山山麓を中心に豪雨に見舞われました。

この豪雨により日野川が増水しバイクコースにもなっている日野川河川敷も水没し野球場は今でも使用不可になって
います。
またスイムスタート地点の河口の砂浜はこの増水でそのほとんどが海へ流出してしまいました。
過去には28回大会翌日の大雨で同様に河口の砂浜がすべて流されたことがありましたが、冬の日本海の荒波は再び河口に大量の砂を押し戻してくれて翌春には、以前と変わらない姿に戻ることが出来ました。
今回も同様に波の力で砂浜は復活するのでしょうが、一つ気がかりなのは通常であれば海への流出口は河口の東側になるのですが、両岸に砂がついてしまい流出口が河口の中央部になってしまっています。川の水は絶えず海へ流出しますから一度流れが固定されると流出口は移動しなくなります。

このままの状態で固定してしまうとスイムスタート地点が非常に狭くなるだけでなく流出する川水の流れに押されて一気に沖合に流されるようなコースとなる恐れがあります。タイムは早くなるかもしれませんが、川水の出口がフィニッシュ地点に非常に近くなりますから戻りは強いアゲインストになる恐れもあります。
今後の天候にもよりますがもとのようになるよう祈るしかありませんね。