当然のことですがトライアスロン競技は、屋外で行うスポーツです。
殊にロングタイプの大会では競技エリアが広範囲に亘るためコース上の天候などのコンディションが一定ではありません。
特に皆生大会では、過去10年間天候の影響を大きく受けています。
開催時期が梅雨明け前後という最も天候が不安定な時期にあたるため、競技内容以上に過酷な条件を選手に迫るのが皆生大会の特徴でもあります。
今年は、既に今日(8日)梅雨明けを迎えました。週間予想では曇りですが、気温は30度を越すと予想されています。
近年、ゲリラ豪雨など局地的な雨や落雷など極めて狭い範囲で天候の変化がよく見られるようになりました。
大会主催者としてこうした広範囲に亘るコースでの選手誘導などに対しては最大限の安全を確保するよう努めていますが天候の激変に対しては、対応しきれないのが現実です。
29回大会での大雨警報による競技中止など最悪の事態に備えるため、今年の競技説明資料の末尾に中止の場合や選手自身による安全確保の為の行動指針を掲載しています。
私たち大会主催者は出来る限りの最大限の安全対策をとっていきますが、大自然の中でアウトドアスポーツを楽しむためには、最後は自分の安全は自分が守るというセルフレスキューの意識が不可欠です。
最悪の状況を想定していただく為に必ず緊急時対応マニュアルには目を通して置いてください。